来年7月から荷主に対して義務化される船積み前のコンテナ重量検査について、船社団体のワールド・シッピング・カウンシル(WSC)が実施ガイドラインを公表しました。

重量計測の方法としては、計量台など認証を受けた所定の機器を使ってバンニング済みのコンテナ全体の重量を計測する方法と、貨物重量に加え、パレットや梱包資材、ダンネージなどの重量を足し、さらにコンテナバンそのものの重量を加えて申告する方法の2通りが認められています。

計量台による計測は全てのコンテナ貨物の計測で有効となりますが、合算方式による計測では、コンテナ内部の貨物や梱包材について、重量を見積もりで算出することを禁止したり、各国当局によって定められる制度を満たした機器で重量計測をするよう求めています。
また、内容物の重量について、貨物表面に重量が明確に記載してある場合を除き、第三者から提供を受けたデータをそのまま使用することは認められていません。

いずれの場合でも、重量の申告義務は船社が発行するB/L上に社名が記載されている荷主企業が負うことになります。
混載貨物ではマスターB/Lを発行する物流業者が申告義務を負い、船社やターミナルオペレーターは重量未申告の貨物を船積みできません。
今後、具体策の検討が進められることになりそうです。